髪のブラッシングが薄毛対策に繋がると考えたことがある人は少ないと思います。
正しくブラッシングを行うことで薄毛対策に繋がります。
今回は、薄毛対策のためのヘアブラシの選び方、ブラッシング方法について見ていきます。
薄毛対策のためのヘアブラシの選び方
薄毛を予防するために効果的なヘアブラシはあるのでしょうか。
ヘアブラシをあなどってはいけません。
使うヘアブラシが違うだけで髪の毛や頭皮への効果が全く違います。
間違ったヘアブラシを選んでしまうことで、大切な髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまうことがあります。
ヘアブラシは100円ショップやドラッグストアで買うことができますが、その素材には様々なものがあり、どれを選んだら良いか分からなくなってしまうことがあると思います。
そこで、どのようなヘアブラシを選べば良いか見ていきましょう。
ナイロン(プラスチック)製のヘアブラシ
まず、ヘアブラシで最もよく目にするのは、ナイロン(プラスチック)製のヘアブラシです。
ナイロン(プラスチック)製のヘアブラシは安価で手に入れやすいため使われている方も多いと思いますが、頭皮ケアする目的ではあまりおすすめはできません。
なぜなら、ナイロン(プラスチック)製のヘアブラシは、静電気が発生しやすいため、髪の毛を傷付けてしまうリスクが高いからです。
ウッドピンタイプのヘアブラシ
次に、ウッドピンタイプのヘアブラシです。
これはピンの部分が木製のものです。
このタイプはナイロン(プラスチック)製のヘアブラシのような静電気がほとんど発生しない点ですぐれています。
ただし、頭皮のマッサージ効果には物足りなさがあるかもしれません。
獣毛ブラシ
最後に、最もおすすめするヘアブラシは、獣毛ブラシです。
獣毛ブラシは、その名のとおり動物の毛から作られたブラシです。
一口に動物といっても様々な動物の毛を使ったものがあります。
獣毛ブラシの中でも猪毛と豚毛を使ったものが代表的です。
猪毛の特徴は、弾力性があり髪の毛にツヤを与える効果があることです。
豚毛の特徴は、摩擦が少なく静電気を抑えることができ、毛にコシがあって熱に強い特徴があることです。
どちらも天然素材なので頭皮には優しい素材であり、ブラッシングをすることで頭皮の血行促進を促すことも期待できます。
ブラッシングによる頭皮マッサージをする場合は、獣毛が柔らかいものを使うことで頭皮を傷付けることなく、適度なマッサージ効果が得られておすすめです。
薄毛予防のためのブラッシングの方法
薄毛予防のためのブラッシングの方法
薄毛対策のために行うブラッシングは、以下の方法で行うようにしましょう。
生え際から毛の流れに逆らうようにブラッシングする
ブラッシングの方向については、生え際から毛の流れと逆方向に行います。
そうすることで毛の絡まりや汚れなどが取れやすくなり、シャワーだけでも充分汚れが取れるようになります。
力を入れすぎて髪を傷付けたり、頭皮を引っ掻いてしまわないように注意が大切です。
髪のキューティクルが剥がれると紫外線によるダメージを受けやすくなります。
また、頭皮が傷付いてしまうと炎症やかゆみ、皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあります。
ほどよい力加減で、優しめなブラッシングを心がけることが大切です。
ブラッシングは1方向10回を目安にする
ブラッシングは1つの方向につき数回~10回程度行います。
あまりに回数が多すぎると、優しくブラッシングしていてもキューティクルが剥がれてしまったり、頭皮を傷付けてしまうことになります。
全体的にブラッシングが終わったら、物足りなかったとしてもそれ以上は行わないことが大切です。
ブラッシングのやりすぎは逆効果になってしまうことを覚えておきましょう。
ブラッシングの薄毛予防効果
ブラッシングによる薄毛予防効果は、以下の2つがあります。
頭皮の汚れが取れやすくなる
ブラッシングをすると髪や頭皮に付着した汚れが剥がれます。
そのため、シャワー前にブラッシングしておけば、シャンプーで汚れを洗い流しやすくなります。
汚れが溜まっていると、炎症や毛穴の詰まりを引き起こして薄毛のリスクが高まります。
効率的に汚れを落とすため、洗髪前にはブラッシングすることが大切です。
頭皮の血行促進
ブラッシングには、頭皮を刺激して血行を促進する効果があります。
血行が促進されれば、髪が成長するために必要な栄養が供給されやすくなります。
もし、薄毛の原因が血行不良なのであれば、血行が良くなるだけで薄毛の進行阻止も充分に可能です。
まとめ
薄毛対策のためのヘアブラシについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- ヘアブラシが違うだけで髪の毛や頭皮への効果が全く違う
- 最もおすすめするヘアブラシは獣毛ブラシ
- 頭皮の汚れが取れやすくなる
正しくブラッシングを行うことで汚れを落とし、血行を促進する効果があります。
ブラシにも多くの種類がありますが、豚毛・猪毛のブラシがおすすめです。