髪のブラッシングが薄毛対策に繋がると考えたことがある人は少ないと思います。

正しくブラッシングを行うことで薄毛対策に繋がりますので、正しいブラッシング方法やどのようなブラシを利用したらよいかなど、見ていきたいと思います。

今回は、薄毛対策になるブラシの方法や選び方について見ていきます。

薄毛が気になる人のブラシ方法

正しいブラッシング方法

ブラッシングには正しい方法があります。

以下の通り行うことでブラッシングのメリットを充分に発揮することが可能です。


ブラッシングする方向について

ブラッシングは髪の生え際から毛の流れに逆らって行いましょう

強く引っ張りすぎたり、頭皮を引っ掻いたりしてしまうと逆効果になります。

髪や頭皮にダメージを与えないよう、優しく行うように心がけましょう。


ブラッシング回数について

1方向につき10回程度行うようにしましょう。

髪全体をブラッシングし終わったらそれ以上は行わないことも大切です。

やりすぎは髪や頭皮を傷付けてしまい、抜け毛をますます増加させてしまいます。

力を入れすぎずにゆっくりとブラッシングする

ブラッシングをする際は力を入れすぎず、スムーズに優しく頭皮を往復させましょう。

頭皮が傷付いてしまうと薄毛を助長してしまうことになります。


ブラッシングのメリット

髪や頭皮の汚れが取れやすくなる

ブラッシングをすると髪や頭皮に付着した汚れが剥がれ、洗い流しやすくなります。

そのため、ブラッシング後であればシャワーだけでも充分に汚れを落とすことが可能です。

シャワーで汚れを落とすことでシャンプーの量を減らすことができ、頭皮への悪影響を予防することができます。


頭皮の血行促進

ブラッシングをすることで頭皮が刺激され、血行が促進されます。

血液循環が良くなれば髪の成長も促進されるので、薄毛対策に効果的です。

また、頭皮のターンオーバー(生まれ変わり)も促進されるので、頭皮環境の改善効果も期待できます。


おすすめのブラシの材質

頭皮や髪へのダメージを軽減するには、ブラッシングの方法以外にもブラシの材質が重要です。

おすすめの材質は、豚毛・猪毛になります。

豚毛や猪毛は柔らかく、頭皮や髪を傷つけにくい素材です。

優しいブラッシング向きの材質なので、薄毛対策のブラッシングには豚毛・猪毛を使うようにしましょう。

逆に、材質の固いナイロンなどの使用は避けましょう


育毛ブラシの特徴や人気の育毛ブラシ

育毛ブラシの特徴

育毛ブラシとは、薄毛予防を補助するための薄毛対策グッズです。

髪や頭皮の汚れを取り、頭皮環境が改善されます。

また、ブラシの毛が頭皮を刺激することでマッサージ効果を得ることもできます。

血行の悪い頭皮では髪は充分に成長できません。

そのため、育毛ブラシのマッサージ効果によって血行が促進されれば、大きな薄毛予防効果が期待できます。


育毛ブラシの種類

豚毛ブラシ

豚毛ブラシは人間の毛髪と成分や構成が似ているので、髪への負担が少ないブラシです。

豚毛は柔らかいので頭皮への刺激も優しく、気持ち良く使うことができます。

一方で、柔らかいために毛量が多い人にとっては頭皮まで届かず物足りなく感じることもあります。

豚毛ブラシは髪の少なめな人、もしくは敏感肌の人におすすめです。


猪毛ブラシ

猪毛ブラシは、豚毛やその他ブラシよりも毛質が硬いので、豚毛ブラシでは物足りない方におすすめです。

髪の量が多い場合でも頭皮まで届くので、マッサージ効果が得やすいと言えます。

また毛が硬い分、こびりついた汚れが取れやすいメリットもあります。

その分、頭皮への刺激は強めなので、肌の弱い方にはおすすめできません


おすすめの育毛ブラシ

ベス天然豚毛100%ヘアブラシ

価格:1,080円

天然の豚毛を100%使用した育毛ブラシです。

地肌を傷付けにくい優しい肌触りが特徴です。

また、髪につっかかりにくく、髪のキューティクルを傷付けることがありません。

ストレスのないスムーズなブラッシングが可能です。


木目調猪毛ヘアブラシ

価格:972円

100%天然の猪毛を使用した育毛ヘアブラシです。

髪との間で静電気が起こりにくいので、枝毛や切れ毛を予防します。

猪毛なので毛質が硬く、汚れを取りやすいこともメリットです。


サクセス頭皮洗浄ブラシ

価格:653円

豚毛でも猪毛でもない育毛ブラシです。

髪と性質が近く、痛みや刺激が少ないことが特徴です。

頭皮にフィットしやすくカーブした形状をしており、非常に扱いやすくなっています。


薄毛対策になるブラシの選び方

育毛ブラシを選ぶポイント

ブラッシングは髪や頭皮の汚れを落とし、血行を促進するために行うものです。

そのため、育毛ブラシを選ぶ際には硬さや材質、形状が重要となります。

以下、硬さや材質のポイントを記載しますので、参考にしていただければ幸いです。


硬さについて

髪の多い方は硬め、少ない方は柔らかめの育毛ブラシを選ぶようにしましょう。

髪が多い場合、ブラシが柔らかいと頭皮まで届かず、マッサージ効果が得られにくくなります。

逆に髪が少ない場合、硬めのブラシだと頭皮を傷付けやすくなります。

硬さは自身の髪の量に合わせることが大切です。

なお、硬いブラシは猪毛、柔らかいブラシは豚毛のものを選ぶことがおすすめです。


材質について

育毛ブラシの材質には、金属、木、豚毛、猪毛などの種類があります。

金属ブラシは硬く、刺激が少々強めの傾向にあります。

先端が丸くなっていることが多いので、頭皮を荒らしてしまう心配は少ないですが、静電気が起きやすい性質があります。

木製ブラシは金属よりも硬いですが、静電気が起こりにくく髪や頭皮を傷付けにくいことが特徴です。

豚毛・猪毛ブラシは、金属ブラシや木製ブラシよりも細く柔らかい毛が使われています。

そのため、髪の汚れを落とし、頭皮をマッサージする効果は抜群です。

育毛目的であれば、金属や木製よりも豚毛・猪毛のブラシがおすすめです。

また、豚毛は比較的柔らかく、猪毛は硬めな性質があるので、自分の肌質や髪質に合わせて選びましょう。


形状について

形状については先端が丸くなっているものを使いましょう。

プラスチックブラシは先端が細く尖っているものもありますが、頭皮を傷付けてしまう可能性があります。

ブラシを選ぶ際は、先端が丸く頭皮へのダメージが少ないものを選びましょう。


ブラッシング方法のポイント

ブラッシングは髪が乾いた状態で行う

ブラッシングは洗髪直前の髪が乾いた状態で行いましょう。

濡れている状態で行うとブラシがひっかかりやすく、髪を痛めてしまうことがあります。


力を入れすぎずに行う

いくら柔らかい材質のブラシを使っても、強く擦りすぎてしまえば髪や頭皮を傷付けてしまいます。

ほど良い力加減でブラッシングを行うことが大切です。


まとめ

ブラッシングでの薄毛対策について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • ブラッシングは髪の生え際から毛の流れに逆らって行う
  • メリットは髪や頭皮の汚れが取れやすくなる
  • おすすめの材質は豚毛・猪毛

正しくブラッシングを行うことで汚れを落とし、血行を促進する効果があります。

ブラシにも多くの種類がありますが、育毛が目的の場合は豚毛・猪毛のブラシがオススメです。

また、シャンプーやスタイリング剤の洗い残しなどが起こりやすいので、短髪の人より頭皮環境を清潔に保つのが難しいです。

また、髪の多い方は硬め、少ない方は柔らかめの育毛ブラシを選ぶとより効果を得ることができます。