未成年でもAGAの治療は出来ますが、ホルモンに影響する治療は出来ないことがあるなど制限があります。
ここでは未成年のAGA治療の注意点や、未成年でも安心して通えるクリニックをご紹介します。
未成年でもAGA治療はできる?費用と期間の相場
ホルモンバランスに影響する治療はNG
時には未成年でも脱毛の症状が出るケースがあります。
人それぞれ症状は異なりますが、男性ホルモンのテストステロンの分泌が多い時期のため、AGAの可能性はそれほど高くありません。
体の発育が発展途上のため、ホルモンバランスを崩す可能性が少しでもある治療法は利用できません。
そのため未成年のAGA専門外来での治療は逆効果とも言えます。
どうしても気になる場合はネットで調べた知識を鵜呑みにせず、直接医療資格を持っている人の元で、カウンセリングを受けることをおすすめします。
さらにクリニックによってはリーズナブルな値段で、血液検査や体質診断を受けることができます。
自分の体質や症状の詳細を知りたい人にはぴったりです。
間違ってもインターネットで医薬品を個人輸入しないようにしましょう。
最悪の場合、男性機能の低下や勃起不全などの副作用が出るかもしれません。
10代の脱毛症は違う要因かも
未成年の内から脱毛症が気になる場合、原因はAGAでないケースがほとんどです。
代わりに考えられることは、不規則な生活習慣や外部からのストレスが多いです。
特に10代の後半は大学受験や就職などで、環境の変化によるストレスが大きくなりがちです。
それによって生活習慣や食生活が乱れたり、精神的な問題で薄毛になることは十分考えられます。
脱毛しているからAGAと決めつけずに、自分のライフスタイルを見直すと良いでしょう。
もし生活習慣が乱れていたら十分な睡眠を取ったり、栄養面を見直すように心がけるだけでも改善の可能性があります。
脱毛の原因が精神的なストレスによる場合は、心療内科で適切な治療やカウンセリングを受けることをおすすめします。
特に円形脱毛症がある場合は、ストレスが高い可能性があります。
精神的疾患による薄毛の場合は、保険が適用されるケースもあり治療費を抑えられます。
いずれにせよ、かかりつけの医師にその都度相談し、早計な自己判断をしないことが大切です。
未成年がAGA治療をはじめる際の注意点
10代であっても髪の毛が薄くなってしまう方は少なからずいます。
AGA以外の原因で髪の毛が抜けてしまうこともありますが、遺伝的にAGAの要因がある場合は早めの治療が大切です。
そこで、未成年者がAGA治療を受ける際に前もって知っておかなければならないポイントを説明していきます。
ポイントは2つあります。1つ目は、成人が受けるAGA治療とは異なり治療内容に制限が有ること。2つ目は、AGA治療を受けるために親の同意が必要であることです。
治療内容に制限がある
未成年者もAGA治療自体を受けることはできますが、成人には処方できて未成年者には処方ができない薬があります。
その薬は「フィナステリド」です。フィナステリドは、男性ホルモンが作り出す「ジヒドロテストステロン」という薄毛の原因物質を抑制する働きがあります。
未成年者は成長途中であり、男性ホルモンの働きを抑えてしまうと正常な成長を妨げる恐れがあるため、処方が制限されているのです。
薄毛の原因がAGAである場合は、フィナステリドは、その原因をブロックする有効な薬であるため、使用できないことにより治療効果が落ちてしまうことは否めません。
しかし、AGA治療の方法はフィナステリドの他にあります。それが「ミノキシジル」です。
フィナステリドは抜け毛の原因をブロックする働きをもっている薬ですが、一方で発毛を促す薬がミノキシジルです。
ミノキシジルは頭皮に塗る方法で使用しますが、塗り薬の処方には年齢制限はなく、未成年でも使用することができます。
両方の薬を併用することでAGA治療は相乗効果を発揮します。未成年のうちにAGAが発症した場合はミノキシジルのみの治療となるため、治療の効果にも変化がある点に注意しましょう。
治療には親の同意が必要
2つ目のポイントは、未成年がAGA治療するには親の同意が必要であることです。
未成年の多感な時期に薄毛について親に相談するのが恥ずかしくて、自分だけで抱えてしまう人も多くいます。
しかし、AGA治療には継続的な治療費のほか、幼少期の薬のアレルギー歴や使用する薬の副作用の説明など、親の同意が必ず必要になります。
未成年者がAGA治療を受ける場合は、以上の2点をきちんと理解した上で、親と相談の上、治療を始めるようにしましょう。
10代であっても髪の毛が薄くなってしまう方は少なからずいます。AGA以外の原因で髪の毛が抜けてしまうこともありますが、遺伝的にAGAの可能性がある場合は早めの治療が大切です。
未成年でも安心して通える安いAGAクリニック
AGAスキンクリニック
10代で薄毛が気になる場合、治療にかかるコストはできるだけ抑えたい人が多いと思います。
AGAスキンクリニックでは、1か月3,400円からの低価格で投薬治療がはじめられます。
カウンセリングも無料で試せる点も、利用者からすると嬉しいです。
マイクロスコープを利用して現在の頭皮の環境を詳しく見ることができます。
医師自らカウンセリングしてくれるため、詳細な症状や効果的な治療法について丁寧にアドバイスをしてくれます。
さらにおすすめしたいのが、クリニックオリジナルの治療薬のRebirthです。
薄毛に悩んでいた医師自らが実験台となり開発を進めていましたが、今では大幅に発毛しており、高い効果が得られると人気を集めています。
全国50箇所で開院しているため、どの地方に住んでいる人でも通いやすくクオリティの高い治療が受けられます。
数は多くありませんが、実際に未成年を治療した実績のあるクリニックのため、初めてAGA治療を受ける人でも安心できます。
湘南美容外科クリニック
湘南美容外科は、月々1,800円からとリーズナブルな価格で内服薬を処方してもらえます。
その他の医薬品もお得でプロペシアは初月4,200円、ザガーロは初月4,800円で試せます。
高額なイメージのAGA治療ですが、毎月のアルバイト代の範囲内でも十分に治療を受けることができます。
もっとハイレベルな治療を受けたい場合にはメソセラピーや、最先端医療ロボットを利用した自毛植毛が受けられます。
未成年が利用する場合は親権者の同意と同伴が必要な上に、治療法に制限があるためカウンセリング時に詳しく相談すると良いでしょう。
北海道から九州までの広い範囲で利用できるのも人気の点です。
完全予約制を採用しているため、他の人の目を気にすることなくプライバシーを尊重してもらえます。
アフターケアも万全の体制を整えており、初めてAGA治療を受ける人にもおすすめのクリニックです。
まとめ
未成年のAGA治療について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- 成長に異常をきたす恐れがあるためホルモンに作用する薬は使えない
- 未成年の薄毛はAGAではない可能性が高い
- 治療には親の同意が必要
未成年の薄毛はAGAでない場合が多いですが、遺伝によるAGAの場合は早めの治療が重要なので、AGAなのかそうでないのかをまずしっかり判断する必要があります。
投薬による治療の制限はありますが、まずはなぜ薄毛になってしまったかを判断する為にも専門医に診断してもらうことをおすすめします。