AGA治療を考えている人で、AGA治療の副作用などが心配で治療に踏み切れない人もいると思います。
今回はAGA治療のデメリットについてご紹介します。
AGA治療のデメリット
投薬治療のデメリット
AGA治療で広く用いられているプロペシアやザガーロ、ミノキシジルは元々AGA治療のために開発されたものではありません。
プロペシアやザガーロは前立線肥大の治療のために誕生した背景を持つため、人によっては男性機能の低下やうつ病などの副作用が出る場合があります。
さらに妊婦が触ったり服用してしまうと、胎児の生殖器の発達に悪影響を及ぼす可能性があるため、妊活している場合は服用の中止をおすすめします。
トレーニングで筋肉量を上げたい人がこれらの内服薬を使うと、ジヒドロテストステロンの量が減るため筋肉がつきにくくなる可能性があります。
血行を良くするミノキシジルは高血圧の治療のために開発されたため、血圧が低い人が使うと不整脈の原因にもなり得ます。
これらの副作用の他に、投薬治療には作用が持続しないデメリットもあります。
メソセラピーのデメリット
有効成分を直接頭皮に注入するメソセラピーなどの注入療法は、より高い発毛効果を得られる反面コストが高くなります。
クリニックによって費用は異なりますが、平均で1回30,000円から100,000円ほどかかるケースが多いです。
最低でも半年ほど続けなければ効果が得られないため、総額で100万円近くかかる場合もあります。
さらに局地的に成分を注入するため広範囲の薄毛が気になる場合は、1度に数か所注入する必要があるようです。
植毛のデメリット
以前は人工毛を頭皮に植え込む人工植毛がありましたが、現在ではあまり行われていません。
比較的初期費用が安く、かつらよりも自然に仕上がることから人気がありました。
しかし、人工物を植え込むことで発生する拒絶反応や、定期的なメンテナンスが必要で治療にかかるコストが増えてしまうデメリットがあります。
現在メジャーな自毛植毛は定着すれば半永久的に効果が得られますが、生えそろうまで時間がかかったり、手術跡が残る可能性があります。
さらに植毛にかかるコストが発毛治療でもトップクラスに高く、対応しているクリニックが少ない点もデメリットです。
まとめ
AGA治療のデメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 投薬治療では男性機能の低下やうつ病などの副作用が出る場合がある
- メソセラピーではコストが高くなるデメリットがある
- 植毛のデメリットは生えそろうまで時間がかかったり、手術跡が残る可能性がある
AGA治療にはデメリットがあります。
闘病中や妊活中の方は特に注意をしてAGA治療を行ってください。
また、コスト面でも思いの外高額になる場合もありますので、事前によく相談して支払いに無理のない治療法を選択してください。