薄毛を改善するためには、薄毛の原因を明確にしてそれに合った治療をする必要があります。
ヘアメディカルでは、患者の症状に合わせた治療コースが用意されています。
ここではヘアメディカルの治療コースの種類と料金の比較や選ぶ際の注意点などについて解説していきます。
ヘアメディカルの治療コースの種類と料金の比較
ヘアメディカルの治療コースには、「単剤処方治療」と「アドバンスト発毛治療」の2種類あります。
単剤処方治療
単剤処方治療はAGAの進行を抑えるための治療で、フィナステリド錠やザガーロなどの治療薬が単体で処方されます。
1か月あたりの薬代はフィナステリドは6,000円、ザガーロは9,500円です。
ここに診察費用5,000円が加算されます。
アドバンスト発毛治療はAGAの抑制に加え発毛を目的とした治療で、内服薬を中心に外用薬やビタミンサプリなどが処方されます。
患者の薄毛状況や頭皮環境、理想の発毛レベルなどに応じて処方される内容が変わります。
診察費用と治療薬、生活指導などを合わせると、1か月15,000～32,000円かかります。
単剤処方治療とアドバンスト発毛治療の料金を比較すると、最も差が出るケースでは1か月あたり21,000円の違いが出ます。
アドバンスト発毛治療
アドバンスト発毛治療では、治療薬が処方される前に診察と血液検査が行われます。
診察では血圧測定や頭部の写真撮影、マイクロスコープを使った毛穴のチェックなどが行われます。
血液検査では健康状態や男性ホルモンを調べます。
AGA治療では副作用のリスクもある医薬品を服用することで薄毛改善を図るため、健康状態に問題がないことを確認する必要があるためです。
また男性ホルモン値は治療の方針を決める材料となります。
初回の診察と血液検査で10,000円かかります。
それから月に1回クリニックに通い、その都度診察や血圧測定、頭部撮影が行われます。
そして1か月分のAGA治療薬が処方されます。
AGA治療薬の体への影響を調べるため、血液検査は半年に1回行われます。
その際にかかる検査費用は3,000円です。
オプション検査
より的確なAGA治療を行うために、オプション検査を受けることもできます。
AGAリスク遺伝子検査
AGAリスク遺伝子検査では、AGAに関する遺伝子が体内にどの程度存在するか測定します。
そうすることで効きやすい治療薬を判断することができます。
AGAの進行を抑える薬には、フィナステリド配合のフィナステリド錠やプロペシア、デュタステリド配合のザガーロがあります。
このどちらを使えばより患者の薄毛進行を止めるのに効果的かがわかります。
AGAリスク遺伝子検査の料金は19,000円です。
アンドロゲンレセプター遺伝子検査
男性ホルモンに対する感受性を調べるためのアンドロゲンレセプター遺伝子検査も受けることができます。
この検査では毛根がどれだけ男性ホルモンの影響を受けやすいか調べることができ、その結果によって今後の治療に役立てることができます。
検査費用は19,000円です。
ミネラル検査
ミネラル検査も受けることができます。
各種ミネラルは体に必要な成分です。
ミネラルのバランスが崩れていると脱毛を引き起こすことがあります。
検査でミネラルバランスを調べることで、AGA治療で処方するビタミンやミネラルサプリの内容を決めるための判断材料にすることができます。
ヘアメディカルの治療コースを選ぶ際の注意点
ヘアメディカルの治療コースを選ぶ際は、治療効果の違いや副作用に注意する必要があります。
治療効果の違い
単剤処方治療とアドバンスト発毛治療は治療目的に違いがありますが、料金が大きく異なる理由は効果に違いがあるためです。
単剤処方治療はあくまでもAGAの進行を止めることが目的の治療です。
発毛させたいにも関わらず値段が安いからといって単剤処方治療を選んでしまうと、期待した効果は得られません。
治療法の選択は最終的には患者が決めます。
そのためまだ気になる薄毛状況になっていない、経済的に余裕がないなどの理由で、単剤処方治療を選択する患者もいます。
単剤処方治療中に目的を変更したくなった場合は、アドバンスト発毛治療に切り替えることもできます。
副作用
単剤処方治療では、フィナステリドやデュタステリドによる副作用が出る場合があります。
いずれもAGAの原因になる5αリダクターゼを阻害する働きがありますが、肝機能や性機能の低下、うつ症状などのリスクも高くなります。
胎児への悪影響もあるため、特に妊婦は服用はもちろん触ることも厳禁です。
アドバンスト発毛治療では、患者の薄毛治療に最も効果的な治療薬がオリジナルで処方されます。
治療薬の組み合わせは、170万人の治療実績に基づいて600通り以上のパターンがあります。
患者にきめ細かい治療ができるので、発毛効果はたいへん高いです。
その高い発毛効果のため、自己流の薄毛対策や他のAGAクリニックで発毛効果を得られなかったかたの多くが、ヘアメディカルに通院しています。
アドバンスト発毛治療では、AGAの進行を止めるためにフィナステリドもしくはザガーロが処方されますが、発毛促進のためミノキシジルも処方されます。
ミノキシジルにも副作用があるため、注意する必要があります。
内服薬では動悸やむくみ、不整脈など循環器に関する症状が現れることがあります。
外用薬では頭皮の湿疹やかぶれが起こる可能性があります。
無料カウンセリングの必要性
薄毛の原因をはじめヘアメディカルで治療をする目的や治療効果を明確にするためには、しっかりカウンセリングを受けることが大切です。
薄毛で悩んでいるかたは、自己流の対策で効果がなかったりAGA治療についてよく知らなかったりするケースが多いです。
色々な不安をなくすためにもカウンセリングは重要です。
無料で受けることができますので、他のAGAクリニックとの違いを知りたい場合にも気軽に申し込むことができます。
カウンセリングでは、担当スタッフがヘアメディカルで行われている治療の内容や料金、注意事項などを説明します。
また説明されたことに関してはもちろん、髪や頭皮についての悩みも相談することができます。
カウンセリングを受けて治療をはじめることを決めた場合は、同日に診察を受けることができます。
治療をはじめるかどうか時間をかけて検討したいかたや他のAGAクリニックと比較したいかたは、帰宅後にじっくり考えることができます。
またヘアメディカルではカウンセリング時に無理な契約を勧めることはありません。
診察では発毛の経過を見るために頭部の写真が撮影されます。そして医師による髪や頭皮の診察が行われます。
血圧測定や血液検査も行われます。
そうすることで治療前の健康状態を確認すると同時に、AGA治療薬が体に与える影響について調べることができます。
AGA治療薬が処方されるのは、初診から1週間後以降です。
血液検査の結果が出て、問題ないことを確認する必要があるためです。
まとめ
ヘアメディカルの治療コースの種類と料金の比較や治療コースを選ぶ際の注意点について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 「単剤処方治療」と「アドバンスト発毛治療」の2種類の治療コースがある
- 月額料金は単剤処方治療が11,000～14,500円、アドバンスト発毛治療は15,000～32,000円
- 治療コースを選ぶ際は効果の違いや副作用に注意する必要がある
まずは無料カウンセリングを受けて、各治療コースの効果についてよく聞くことが重要です。
その上で、しっかり発毛させたい場合はアドバンスト発毛治療を選択する必要があります。
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