薄毛 ダニ

くせ毛の人は、薄毛になりやすいという噂を聞いたことがありますか。

くせ毛と薄毛の関係はあるのでしょうか。

そこで今回は、くせ毛の人は薄毛になりやすいのか、また薄毛になった時の髪型についてご紹介したいと思います。

くせ毛の人は薄毛になりやすい?薄毛になった時の髪型

くせ毛になるメカニズム

髪の毛はSS結合と名付けられた、タンパク質の結合によって作られています。

直毛の人は毛髪内の2種類のタンパク繊維が均一に分布しているため、くせのないまっすぐな毛髪が作られています。

しかし、くせ毛や天然パーマと呼ばれる人たちの髪の毛は、このタンパク質の結合にムラがあるとされています。

くせ毛の人は薄毛になりやすいという噂がありますが、くせ毛と直毛との違いはタンパク質のムラのみのため、信ぴょう性は薄くなります。

先天的なくせ毛の場合は薄毛になるリスクは直毛の人と変わらないようです。


後天的なくせ毛には注意

先天的なくせ毛は薄毛になる原因ではありませんが、後天的なくせ毛には注意が必要です。

毛穴が歪んでいると、そこから生える髪の毛も歪んでくせ毛になるとも言われています。

ここ最近髪の毛にくせが出るようになった場合、髪質をチェックすると良いでしょう。

以前よりも細く柔らかい毛髪になっていたら、薄毛の前兆の可能性が高くなります。

症状を改善するために、頭皮環境と生活習慣の見直しが必要です。

栄養バランスの偏った食生活を送っていたり、アルコールやタバコを毎日摂取していたりすると、発毛に必要な栄養素が足りない状態になります。

また頭皮環境が悪化していることも、薄毛につながります。

洗髪が不十分で、毛穴に皮脂がこびり付いたままでいると正常な発毛がしにくくなり、薄毛を誘発する可能性があります。


クセを生かしてボリュームアップ

薄毛 ダニ

薄毛による症状でくせ毛になってしまった人は、無理に縮毛矯正をしようとせずに、くせを生かした髪型にしましょう。

ふんわりと仕上がるスタイルを選べば、薄毛のカバーも自然にできます。

ツーブロックでサイドの髪の毛をボリュームダウンさせれば、残った髪の毛のボリュームが強調されるため薄毛が気になりません。

ソフトモヒカンも縦にボリュームが出せるので、トレンド感と薄毛隠しが両立できます。

くせ毛の人がこれらの髪型にすると、直毛の人には出せないニュアンスが出るのでおすすめです。


くせ毛の人が薄毛になった時のおすすめの髪型

男性はトップにボリュームを持たせる

脱毛症の影響でくせ毛になってしまった場合、ストレートパーマや縮毛矯正をすると薬剤によるダメージで、余計に薄毛が進行するリスクがあります。

また無理にまっすぐにするとボリュームが少なく見えるため、薄毛が目立つデメリットもあります。

くせを生かした髪型を選べば、薄毛をカバーしつつおしゃれなニュアンスのあるスタイルになれます。

ベリーショートのように全体的に短くすると、くせが目立ちすぎずクリーンな印象に仕上がるので、ビジネスの場面にも対応できます。

ツーブロックやソフトモヒカンのように頭頂部にボリュームを持たせる髪型は、より自然に薄毛をカモフラージュできます。

くせを生かすようにカットしてもらえば、まるでパーマをかけたように柔らかな雰囲気になるのでおすすめです。


女性はくせを生かしてボリュームアップ

薄毛とくせが気になる女性の場合は、ふんわりとしたシルエットの髪型にすると良いでしょう。

ぴったりとした髪型にすると薄毛が目立ちやすくなり、くせが邪魔してまとまりにくくなる場合もあります。

ショートからボブの場合は、レイヤーを入れてくせ毛のボリュームが出る髪型にするのがおすすめです。

ミディアムからロングの人は髪の毛の重みでくせが収まりやすいので、全体的にパーマをかけてボリュームアップさせると良いでしょう。

パーマ液のダメージが気になる場合は熱を使わないコールドパーマや、地肌を避けて髪の毛だけにカールをかけると負担が軽減できます。


まとめ

くせ毛の人は薄毛の関係性について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 先天的なくせ毛の場合は薄毛になるリスクは直毛の人と変わらない
  • 後天的なくせ毛の場合は薄毛になるリスクが高い
  • くせ毛の男性が薄毛になった時のおすすめの髪型トップにボリュームを持たせる髪型

くせ毛の人は薄毛の関係性は薄いと言えます。

しかし、ここ最近くせ毛のような弱い髪が増えたと感じている人は薄毛のリスクが高まっていますので、早急な生活習慣の見直しが必要です。

くせ毛の人はボリュームを持たせた髪型をすると薄毛が目立ちにくくなります。