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髪のスタイリングにジェルを使っている人は多いと思います。

ジェルを使い続けていると薄毛になるという噂を聞いたことはありませんか。

そこで今回は、ジェルで薄毛になる原因と髪への影響を最小限にする方法についてご紹介したいと思います。

ジェルが薄毛になる原因や髪への影響

ジェルには薄毛のリスクがある

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ジェルはゼリー状の整髪料で、液垂れしにくく髪を整えやすいことが特徴です。

ヘアスタイルのキープ力が非常に高いので愛用する人も多いですが、使い方次第では薄毛の原因になります。

その理由は、ジェルに配合されている合成海面活性剤にあります。

合成界面活性剤には水分を奪って乾燥させる作用があり、これが頭皮に付着すると肌荒れや炎症の原因になります。

また、髪を構成するたんぱく質「ケラチン」を壊す作用もあり、使い続けると抜け毛の原因になります。


ジェルが薄毛となるケース

ジェルが薄毛となるケースは以下の通りです。


頭皮に付着する

ジェルが頭皮に付着すると、配合されている合成界面活性剤によって頭皮環境が悪化し、抜け毛や切れ毛が発生しやすくなります。

また、ジェルはゼリー状なので毛穴に詰まりやすい性質があります。

そのため、毛根付近には使用しないことが大切です。

ジェルの使用範囲は髪の先端~中腹までにしましょう。


使用回数が多い

ジェルを毎日のように使用していると、その分髪への負担も大きくなります。

人によっては髪型を気にして数時間ごとにジェルを付け直すこともありますが、髪にとっては非常に悪影響となります。

1週間に1~2日はジェルを使用しないようにし、髪や頭皮の休息時間を設けましょう。

できるだけジェルの使用回数を減らし、髪への負担を軽くすることが大切です。


ジェルを付けたまま寝てしまう

ジェルを使用した場合は必ず髪を洗ってから寝ることが大切です。

しっかりジェルを落とさないまま寝てしまうと、合成界面活性剤の影響で髪や頭皮に悪影響を与える危険性があります。

横になっているとジェルが頭皮に付きやすくなるので、通常よりも薄毛のリスクが高まります。

また、枕の埃やごみが付着して頭皮環境が悪化することも考えられます。

髪にとって良いことは一つもないので、1日の終わりには必ずジェルを落としてから就寝するようにしましょう。


ジェルの髪への影響を最小限にする方法

頭皮に直接付けないようにする

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ジェルに配合されている合成界面活性剤は、頭皮に付着すると肌荒れや炎症の原因になります。

頭皮環境が悪くなると髪の成長も妨げられるので、極力頭皮に付着しないように注意することが大切です。

ヘアスタイルを決める際にジェルを髪全体に付ける方がいますが、髪の根元部分まで付けてしまうと頭皮に付着するリスクが高まります。

ジェルは髪の先端から中腹にかけて使うようにして、根元までは使用しないようにしましょう。

ジェルは高いキープ力が特徴なので、髪全体に使わなくても充分にヘアスタイルを決めることが可能です。


ジェルを付けたまま寝ないようにする

帰宅して疲れているとそのまま寝てしまいたくなる気持ちになりますが、ジェルを付けたまま寝ることは避けましょう。

寝ている間は寝返りなどによってジェルが頭皮に付着しやすくなります。

また、埃やごみがジェルに絡み、頭皮の環境を悪化させてしまうこともあります。

朝から晩までジェルを付けたままにしておくこともおすすめできません。

必要のない時は極力ジェルを使用しないようにすることが、薄毛対策のために重要です。


1日の終わりにシャンプーで洗い流す

前述の通り、朝から晩までジェルを付けていると頭皮に付着してしまうリスクが高くなります。

万が一頭皮に付着してしまった場合はシャンプーなどで洗い流すことが必要です。

頭皮に付着したかどうかは自分では判断しにくいので、1日の終わりには必ず入浴し、髪や頭皮に付けたジェルをしっかりと洗い流すようにしましょう。


頭皮マッサージを行う

ジェルが頭皮に付くと毛穴を塞いでしまうことがあり、それが原因で髪の成長が阻害される可能性があります。

毛穴に入ったジェルはただシャンプーするだけでは落ちにくくなってしまうため、頭皮マッサージで揉み出すようにしましょう。

また、頭皮マッサージは頭皮の血行改善にも効果的です。

血行が良くなれば髪に栄養が届きやすくなり、頭皮のターンオーバーも活発になるので、薄毛の改善が期待できます。


髪に良い整髪料はジェル?ワックス?ムース?

薄毛の人の整髪料はヘアワックスがおすすめ

整髪料にはジェルやワックス、ムースなど様々な種類がありますが、薄毛の人がヘアスタイルを整える際にはワックスがおすすめです。

ジェルやムースは、ワックスと比べて形状が柔らかく、頭皮に付着しやすい傾向があります。

整髪料が頭皮に付着すると肌荒れや炎症を引き起こし、抜け毛の増加につながります。

つまり、ジェルやムースはワックスよりも薄毛のリスクが高くなります。

また、同様にスプレータイプの整髪料も頭皮に付着しやすいのであまりおすすめできません。

ワックスも、ジェルやムースと同じく液体ではありますが、液垂れしにくいので頭皮に付着するリスクは低くなります。


ヘアワックスを使用する際の注意点

ヘアワックスは非常に液垂れしにくいので、ジェルやムースよりも薄毛のリスクは低い傾向にあります。

しかし、それでも使用方法を守らなければなりません。

ヘアワックスを使用するポイントは以下の通りです。


ヘアワックスが頭皮に付着しないようにする

ヘアワックスに含まれる成分は頭皮に悪影響を与えます。

ヘアワックスが他の整髪料と比べていくら頭皮に付着しにくいとはいえ、ヘアスタイルを整える際に頭皮に付着してしまっては元も子もありません。

ヘアワックスを使う際には髪の先端から中腹にかけてのみ使用するようにして、根元には付けないことが大切です。


ヘアワックスを付けたまま寝ない

ヘアワックスを付けたまま寝ると、寝返りで頭皮に付着することがあります。

また、枕のほこりやゴミが付着して頭皮に悪影響を及ぼす可能性も否定できません。

そのため、ヘアワックスを付けたまま就寝することは避け、1日の終わりにはシャンプーなどでしっかり洗い流すようにしましょう。


大量に付けないようにする

ヘアワックスの量が多いとその分頭皮に付着するリスクが高まります。

また、それだけではなく空気中のゴミが髪に絡みやすくなってしまうので、頭皮環境の悪化につながります。

不衛生に見えることもあるので、注意が必要です。


まとめ

ジェルと薄毛の関係性について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • ジェルには薄毛のリスクがある
  • 頭皮に付着すると肌荒れや炎症の原因となるため、髪の先端から中腹にかけて使う
  • 薄毛の人がヘアスタイルを整える際にはワックスがおすすめ

ジェルは頭皮に詰まりやすいため、薄毛のリスクが高まります。

できれば、ヘアワックスを使用した方がよいですが、ジェルを使用したい場合には、週に何日かは使用しない日を設けるなど工夫が必要です。

また、頭皮マッサージを行うなどして、頭皮の状況を常に気にしておくと、薄毛のリスクも低くなり、頭皮の健康状態も良くなりますのでおすすめです。