AGAヘアクリニックは、通院以外でも遠隔診療で多くの患者が通っているクリニックです。
しかし治療を中断したりやめたりする場合には、気を付けたい点がいくつかあります。
ここではAGAヘアクリニックの治療を途中でやめる時の注意点について解説していきます。
AGAヘアクリニックの治療を途中でやめる時の注意点
薬を服用するペース
AGAヘアクリニックの治療を途中でやめる時には、薬を服用するペースに注意する必要があります。
AGA治療で使用されている治療薬は、デュタステリドやミノキシジルなどです。
これらは医薬品で、男性型脱毛症を抑制したり発毛を促進したりする効果があります。
医師が患者の症状に合わせて、最大限に効果を出しながらも副作用を少なくするために薬の量を調整しています。
治療をやめる際に薬の服用する量を自己判断で調整してしまうと、これまで順調に発毛し、また髪が太く健康的になっていた部分の髪が抜け落ちてしまう恐れがあります。
そのため治療をやめる時には、医師にやめる旨を伝える必要があります。
そして医師の指示に従って、薬を飲む量を少しずつ減らしていきます。
突然服用をやめるとどうなる?
治療をやめる理由で多いのは、十分な毛髪密度になった、経済的に厳しくなった、思ったような治療効果が出ないなどです。
十分な毛髪密度になったり経済的に厳しくなったりした場合は、突然服用をやめてしまうと抜け毛が一気に増える恐れがあります。
そのため副作用を出さないためには、ここでも医師の指示に従って服用する量を調整することが重要です。
毛量を維持するために、発毛治療からAGAの進行を抑える治療に変更する方法もあります。
発毛治療では内服薬と外用液ともにミノキシジルが使われ、毎月の治療費は最大31,000円です。
AGAを抑制する治療ではデュタステリドかフィナステリドのどちらかが処方され、毎月の治療費は最大で8,000円しかかかりません。
思ったような治療効果が出ない
発毛効果が高いAGAヘアクリニックの治療法ですが、思ったような治療効果が出ないケースもあります。
加齢や毛母細胞の退化、強い副作用が出るなどの理由があるためです。
まず年齢とともに血管や細胞は活力を失ってきます。
特に血管の老化は抜け毛や髪の不健康化につながりやすいです。
そのため60代以上の患者が発毛治療を続けていても、思ったような発毛効果が出ないことがあります。
毛母細胞の活動力が弱くなることでも治療効果は出にくくなります。
ヘアサイクルが乱れて薄毛が長い状態が続くと、毛母細胞は髪を生やす力を失っていきます。
この状態で発毛治療をしても、なかなか髪は生えてきません。
そのためAGA治療をはじめる時期は、できるだけ早いほうが良いです。
強い副作用が出る場合も発毛に支障をきたします。
たとえばデュタステリドが効果的にも関わらず副作用が強く出てしまうため、フィナステリドに切り替えられるケースがあります。
フィナステリドはデュタステリドよりもAGAの進行を抑える効果が弱いため、抜け毛を止められないことがあります。
なお、AGAヘアクリニックは治療に際しローンを組むことはありません。
そのため契約に関する注意点は特にありません。
まとめ
AGAヘアクリニックの治療を途中でやめる時の注意点について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 発毛治療を突然やめると発毛効果のあった部分で抜け毛が増える恐れがあるため、医師の指示に従う必要がある
- 十分な毛髪密度になったり経済的に厳しくなったりした場合は、AGAの進行を抑制する治療に切り替えることができる
- 治療する際にローンを組む必要はなく都度払いなので、契約に関する注意点はない
AGAヘアクリニックは都度払いを採用しているため、患者の判断で治療をやめやすい環境にあります。
しかし自己判断で突然治療薬の服用をやめてしまうと、せっかく発毛した部分の髪が抜けてしまう副作用が出る恐れがあります。
そのため医師と相談しながら服用する量を調整することが大切です。