AGA治療を調べていると、よく目にしてとても気になるのが副作用の情報です。

銀クリAGAでAGA治療を検討している人は、事前にAGA治療薬には どんな効果があり、副作用は具体的にどのようなものなのか知っておきたい人も多いと思います。

そこで今回は、銀座クリニック(銀クリAGA)の治療で処方される薬の種類と副作用についてご紹介します。

銀座クリニック(銀クリAGA)の治療で処方される薬

銀座クリニック(銀クリAGA)の治療で処方される薬は、フィナステリドやミノキシジル、抗炎症剤、ビタミン剤などです。

患者全員がこれらすべての薬を処方されるわけではありません。

最大限の薄毛改善効果が得られるように、患者の症状に合った薬が組み合わされて処方されます。


フィナステリド

フィナステリドは男性型脱毛症の原因となる「ジヒドロテストステロン」をブロックするための薬です。

通常のヘアサイクルは太く健康的な髪が育つ成長期が2~6年あり、毛乳頭細胞が小さくなって髪の成長が遅くなる退行期が約2週間、毛乳頭細胞が活動しなくなり髪が抜け落ちる休止期が3~4か月あります。

しかしジヒドロテストステロンが毛根周辺に増えると、成長期が数か月から1年に短縮してしまいます。

すると健康的な髪が育たないまま抜け落ちてしまいます。

この流れが続くと抜け毛が多くなりAGAとなります。

そこでジヒドロテストステロンをブロックしてAGAの進行を抑えます。

成長期の短縮で増加した抜け毛や細い髪は、フィナステリドだけでは改善しません。

健康的な髪を生やして髪を太くする対策をする必要があります。


ミノキシジル

そのための薬がミノキシジルです。

ミノキシジルの服用によって毛根周辺の血流が良くなり、栄養分が毛乳頭細胞に届きやすくなります。

またAGAは頭皮の炎症を併発している場合が多いです。

診察で頭皮に炎症が見られた場合は抗炎症剤が処方されます。

抗炎症剤の効果で頭皮環境が改善すると、抜け毛の防止や外部からの刺激から頭皮を守るバリア機能の強化ができます。

ビタミンやミネラル剤は髪の成長の基となる体の健康状態を維持し、髪の成長に効果的に働きかけるために処方されます。

症状によっては、外用薬が処方されたり育毛メソセラピーが行われたりすることもあります

AGAが進行している患者や薄毛の状態が長い患者には、さらに積極的な発毛治療を行わないと効果が出にくいです。


育毛メソセラピー

育毛メソセラピーは頭皮の毛根部分に成長因子やフィナステリド、ミノキシジルなどを直接注入する治療法です。

多くのクリニックでは注射器を用いて育毛メソセラピーを行います。

しかし銀座クリニック(銀クリAGA)では、針を使わないノーニードル育毛メソセラピーを採用しています。

成分を効率的に頭皮内に浸透させる最先端治療で、術中の痛みや術後の腫れなどはありません。

ただしまれに成分に対するアレルギー反応が出ることがありますので、施術前に検査を行います。

頭皮に湿疹や炎症がある場合は施術は行わず、まずは頭皮環境の改善を試みます。


銀座クリニック(銀クリAGA)の治療で処方される薬に副作用はある?

プロペシアの副作用

銀座クリニックではAGA対策のために何種類かの薬が処方されます。

中でもAGA(男性型脱毛症)による抜け毛を防ぐ、フィナステリドと呼ばれる成分が含まれているプロペシアは広く使われています。

日本皮膚科学会が発表した男性型脱毛症診療ガイドラインの中でも、プロペシアはAGAへの効果がトップクラスだと記されており、AGA治療に欠かせない存在と言っても過言ではありません。

Ⅱ型の5αリダクターゼ酵素を抑制することで、AGAの原因になるジヒドロテストステロンが体内で作られるのを未然に防ぐことが可能です。

しかし、このプロペシアを服用することで精神面や男性機能に関する副作用が出るケースがあります。

主な症状は抑うつ、勃起不全、射精不全、肝機能障害、性欲減退などがあげられます。

どれも発生率は5%未満と低いものの、妊活の予定がある人は注意が必要注意をした方が良いです。

ごくまれに、プロペシアの副作用は服用を中止した後にも持続する場合があります。

フィナステリド症候群と呼ばれる症状で、AGA治療先進国のアメリカではこの副作用に悩む人が大勢いるそうです。

少しでも体調に違和感を感じたら、銀クリの医師に相談することをおすすめします。


ミノキシジルの副作用

銀クリではAGA専門外来には珍しく、ミノキシジル単剤の処方が行われます。

他のクリニックでは複数の成分をブレンドしたタブレットが処方されることが多いため、利用者から人気を集めています。

ミノキシジルは元々高血圧の治療のために開発された薬品のため、血圧が低い人が服用したり体質に合わなかったりすると副作用が出る可能性があります。

内服薬には動悸、めまい、不整脈、多毛症、むくみなどの症状が報告されています。

頭皮につける外用薬は、頭皮のかぶれ、頭痛、胸の痛み、かゆみなどがあらわれる場合があります。

これまでに薬や化粧品でアレルギー症状が出たことのあるかたは、カウンセリング時に医師に相談すると個人に合った治療法を提案してくれます。


まとめ

銀クリAGAの治療で処方される薬の種類と副作用ついて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • プロペシアには、精神面や男性機能に関する副作用などの副作用
  • ミノキシジルには、動悸、めまい、不整脈、多毛症、むくみなどの副作用
  • 副作用の割合は5%以下と高くはない

銀クリAGAの治療では数種類の薬が使われます。

それぞれ症状に応じて使われていますが、少ないながらも副作用はあります。

もし副作用が出た場合は、医師に相談して継続や中止の判断を仰ぐのがいいでしょう。