薄毛対策の為には、どんな食事を摂ればいいのでしょうか。
ここでは魚にフォーカスを当てて、どんな魚が効果的なのか、魚に含まれる何が薄毛に良いのかをお伝えします。
アミノ酸やタンパク質が豊富な魚は薄毛対策に効果的
髪の毛の原料はタンパク質
髪の毛は「ケラチン」というタンパク質から作られています。
薄毛対策の為には、毎日の食事でタンパク質を豊富に含む食品を摂取することが大切です。
魚に含まれる薄毛対策に効果的な栄養素とは
魚の油に含まれる「DHA」という成分は、血液をサラサラに保つ効果があり発毛に大切な血行促進効果も得られます。
特に鮭には「シスチン」という毛髪形成に欠かせないアミノ酸や、細胞を若々しく保つための抗酸化作用である「アスタキサンチン」が含まれています。
他にもマスなどの身の赤い魚や鮭の卵のイクラにも同様の成分があるので、お寿司などを食べる際には参考にしてみて下さい。
骨ごと食べられる小魚はカルシウムも摂取できます。
めざしや煮干し、ししゃもやしらすなどの小魚は、骨ごと食べられるためタンパク質とカルシウムが同時に摂取できます。
薄毛の原因にはストレスも強く作用していますが、カルシウムにはストレスを和らげて精神状態を穏やかに保つ効果があるのです。
さらに上記の小魚には、カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」も含まれています。
また、丸ごと食べられる小魚は脂肪も少なく噛む回数も増えるので、ダイエット中の間食にも最適です。
イワシに含まれる亜鉛を積極的に摂取したい
イワシには亜鉛が含まれている
イワシにはタンパク質やアミノ酸の他にも、薄毛対策に効果的な「亜鉛」が含まれています。
亜鉛は体内のタンパク質を髪の毛の原料に分解してくれる大切な栄養素です。
アルコールなどが体内に残っていると、それらを分解するために亜鉛が優先して使われてしまうので、健康な毛髪が生まれづらくなります。
必須アミノ酸のひとつ、メチオニン
それに加えてイワシには「メチオニン」という、体内で作ることのできない必須アミノ酸も含まれています。
さらに手料理よりも缶詰の方が効率的に栄養を取れるとする説もあります。
酸素にあまり触れずに密閉されて加熱される、鮮度のいい原料を使っているなどと根拠には諸説あります。
いずれにせよスーパーやコンビニで安く買える物で薄毛対策できるので、忙しい人でも気軽に始められます。
まとめ
薄毛対策に効果的な魚と栄養素について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 髪の毛の原料はタンパク質である
- 鮭やイクラ、赤身の魚、そして小魚が薄毛対策に効果がある
- イワシには亜鉛やメチオニンなど効果的な栄養素がたっぷり
魚はタンパク質やアミノ酸、カルシウムなど薄毛対策に重要な成分がたっぷり含まれています。
ぜひ、季節に合わせて旬の魚を食卓に取り入れてみてください。