薄毛で悩むのは年齢を重ねた男性だけではありません。

中にはまだ学生であっても薄毛が気になり始める方もいます。

学生だと薄毛治療にお金をかけることが難しい場合も多いです。

そこで、お金をかけなくてもできる薄毛対策について紹介します。

血行・血流を促進する

頭皮マッサージ

頭皮マッサージには、頭を手で揉みほぐすことで血行を促進し、髪に必要な栄養を行き渡らせる効果があります。

器具や薬、育毛剤は使わないので、経済的負担は全くありません

入浴時に行うと、頭皮の汚れを揉み出すことができます。

ただし、強く揉み過ぎると毛細血管を傷付けることもあるので、やりすぎには充分注意して行ってください。

定期的に運動をする

薄毛の原因の一つに、血流の悪化があります。血流が悪化すると髪に栄養が行き渡らなくなり、薄毛に繋がります。

特に頭は人間の末端部分なので、血流が届きにくく、血流悪化の影響を最も受けやすい部位と言えます。

定期的に運動をすると筋肉がつくので、血流の増進が期待できます。

また、肥満による脂漏性脱毛症の場合、ダイエットをすることで症状が軽くなることもあります。

ウォーキングやラジオ体操のような軽めの運動でも充分に効果が見込めます。

髪によい習慣を心がける

髪に必要な栄養を摂る

日々の食事で薄毛対策に良い食べ物を摂取するように心掛けましょう。

薄毛には、亜鉛やビタミンB群、たんぱく質を豊富に含む食材が効果的です。

薄毛に良いとされる食べ物には、以下のものがあります。

たんぱく質・・・鶏肉、魚、卵、大豆など

ビタミンB群・・・レバー、海苔など

亜鉛・・・カキ、レバーなど

シャンプーをしっかり洗い流す

シャンプーが頭皮に残っているとそこから炎症になり、抜け毛が発生することがあります。

シャンプーを使った後はしっかりと時間を掛けて洗い流し、頭皮に残らないようにしましょう。

生活習慣を整える

過度の飲酒を控える

少量の飲酒であれば問題ありませんが、量や頻度が多すぎると肝臓に大きな負担が掛かります。

肝臓では髪の生成に必要な「ケラチン」というたんぱく質が合成されているので、肝機能が低下すると髪の成長が阻害されてしまいます。

喫煙を控える


飲酒と同様、タバコを吸うことでも肝臓に負担が掛かります。

肝臓には毒素を分解する機能があり、喫煙時には体内に入ってきたニコチンやタールといった有害物質を分解してくれます。

しかし、この分解は肝臓に大きな負担を掛けるので、肝機能が弱まり髪の成長が鈍化してしまいます。


まとめ

学生にもできるお金のかからない薄毛対策について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 頭皮マッサージや運動で血流をよくする
  • 亜鉛やビタミンB群、たんぱく質を摂る
  • 過度の飲酒や喫煙を控える

器具や薬、育毛剤を使用しなくてもできる薄毛対策を紹介しました。

どれも日常の生活の中で気をつけることができることばかりです。

生活習慣を見直し、髪の成長を促すことを心がけるだけでも薄毛対策になります。

費用はもちろん、特別な準備もいらないので、いつでも始めることができますから、薄毛が気になり始めたのなら試してみてはいかがでしょうか。